Viv Thomasのレビューと登録方法

「Viv Thomas」は南アフリカ出身の著名なポルノディレクターであるViv Thomasが開設したサイトで、主にレズビアンプレイ作品を公開しています。Thomasは過去にポルノ業界でいうアカデミー賞と同じようなAVN賞を受賞したこともある著名なディレクターで、脚フェチ系とレズビアン系を得意とし、彼の制作した作品をオンライン上で公開するために1999年に彼自身の名前を付けた会員制サイト「Viv Thomas」を開設し、2013年からは「Met Art」グループに買収されています。

Thomasは引退していますが、彼の後継者たちが作品を制作

「Viv Thomas」では長年にわたってThomasが独りでディレクターを務めていましたが、2014年9月22日以降はAndrej LupinやPierre Collantなどのディレクターも制作に携わるようになり、2015年7月以降はThomasがディレクターを務めることはなくなり、彼の年齢(1948年生まれ)を考えると実質的に引退してしまったようです。Thomasが撮影に携わらなくなってからは他のディレクター達が彼の後を引き継いでいますが、それ以前の「Viv Thomas」の特徴を損なうことなく芸術色の強い繊細な作品を制作し続けています。

これまで累計で1,224人のモデルが出演していて黒人が約10人、ヒスパニック系の女性が約20人、アジア系の女性が約7人いて残りの約1,187人が白人女性です。国別ではハンガリー出身が約4割、チェコ出身が約3割いて、その2カ国出身の女性が全体の約7割を占め、残りはロシアやヨーロッパ出身の女性が大半を占めます。

年齢別では18歳～23歳までが全体の約60%、24歳～29歳までが約30%、29歳以上がそれぞれ約10%程度で、若い女性やお姉さん系のモデルが大半を占めます。2013年からは「Met Art」系列に属するようになったため「Met Art」からの女優が増えて美女率が大幅に向上し、飛びぬけた美女ばかりという訳ではありませんが、ハズレと呼べるモデルがほとんどいなくなっています。

全体の約6割がレズビアンプレイ作品、約2割がヌードやオナニーなどのソロ作品、約1割がインタビューや制作の裏側を撮影したBTS作品、残りの約1割が男女1対1のハードコアプレイ作品です。ソロの作品やハードコアプレイ作品は昔に作られたものが大半で、2014年以降は約8割がレズビアンプレイ作品、残りの約2割がBTS作品です。

BTS作品に関しては近年はモデルのインタビューだけを撮影したものが増えていますが、2015年頃まではThomasが出演モデルたちにプレイ中の演技や動作などの指導をし、体位だけではなくパンティーの下ろし方まで細々と指示を出すシーンまであって細かい指示に驚かされると同時にリアリティーがあって楽しめます。

基本的に指と舌を使ったノーマルなレズビアンプレイが行われますが、繊細ながらも女性同士が濃厚に絡み合うスタイルで、演出や演技、セット、カメラワークなどに凝って美しさとエロティシズムを兼ね備えた芸術的な作品を制作しています。カメラワークに関しては全体的に離れた位置から女性たちの全身像を撮影するシーンが多いですが、比較的新しい作品に関しては膣のアップシーンも増えています。

プレイの開始前と終了後にはBGMが流れ、作品によっては動画の最後に映画のエンディングのようにエンドロールを設けているものもあり、作品の美しさと相まって、ちょっとした映画を見ているような感覚で動画を鑑賞することができます。また2015年5月までは1920×1080のHD動画が最大サイズでしたが、それ以降の作品は3840×2160pxの4K動画が当たり前になっていて5GBを超える高品質な作品も少なくありません。非常に高画質なため動画ファイルのサイズが大きく、短時間で次々にダウンロードしていくのは難しいためダウンロードに時間を取れる期間に入会した方が良さそうです。